【イベントレポート】多汗症ウィーク記念リアル交流会を開催しました

2023年11月19日(日)、大阪・東京の二拠点において、弊団体初のリアル交流会を開催しました。

皆様のおかげさまで、両会場ともに無事イベントを終えることができました。ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた企業様、運営ボランティアの皆様、誠にありがとうございました!今回参加が難しかった皆様、次回以降お会いできることを楽しみにしております。

以下、担当者によるレポートです。当日の雰囲気をぜひ感じていただければ幸いです。

大阪会場レポート

担当▶(:3」∠)

【第一部:モルック】
多汗症の人が汗を気にせず、思い切り体を動かせるといいよね、との話から実現した企画。モルックは木の棒を倒す簡単なスポーツです!

狙った場所に飛ばない、空振り、意外に頭を使うなどなど…。ほぼ全員初プレイのため、苦戦の様子。しかし皆さん徐々にコツを掴み、スーパープレイも繰り出されました!!ナイスプレイが出た時はグータッチで喜び合いました⭐︎

予想以上の盛り上がりで、楽しかった!とのリアクションに、発起人はとても喜んでいます。また同じ悩みをもつ皆さんでアクティビティをしたいです(^▽^)

【第二部:交流会】
4名の参加者さんが集まってくださいました!中には東海地方から来てくださったという方も…!?皆さま遠方より、本当にありがとうございます!

フィッシュボールというアクティビティで場があったまった後は、自由交流で日頃の悩みを共有したり、ご持参いただいた汗対策グッズを紹介し合いました。

〜不思議な空間〜
汗の具合を尋ねると、ある参加者さんは「今こんな感じです」と、ポタポタと手汗がまさに落ちている状況を見せてくれました。普段同じ悩みを抱える人と会うことは少ないので、それわかるー!!の共感とともに不思議な気持ちでした。

交流の中で、多汗症は職業をはじめとした様々な選択肢を狭めるよね、という話に。心が痛くなると共に、それでもやりたいことに向かって工夫されている姿に勇気をもらいました。どうすればこの現状を変えられるのか、NPOの存在意義を改めて考えました。

〜修羅の道!?〜
これから新生活を迎える学生さんにもご参加いただきました。これからのご職業に対して、多汗症患者にとって大変だという思いと共に、やりたいことはやっていくべきだよね!という結論に。ともに頑張りましょう。悩んだ時はNPOの電話相談をぜひ活用してくださいね。

〜多汗症じゃないけど真剣に〜
ある方は、患者ではないパートナーさんと一緒にご参加いただきました。周囲の方が興味をもって、多汗症のイベントに足を運んでくださることに感動し、希望をもちました。このような方が増えること、患者にとって心の支えになりますね。どうか末永くお幸せに!

「参加して良かった」「またやってほしい」参加者の皆様や、運営してくださったボランティアさんからこのような言葉をいただき、開催して本当に良かったと心から思いました。この先はいろんな地域で交流会やっていきたいですね!

あらためて、ご参加くださった皆さま、ボランティアメンバー、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました!

東京会場

担当▶莉里

皆様、こんにちは!東京会場の運営メンバーの日比野莉里です🌟東京会場では患者様同士が自由に交流したり、グッズ紹介をしました!また、池袋西口ふくろう皮膚科クリニック院長の藤本智子先生にご講演をいただきました!


患者様さん同士の自由交流時間では多汗症あるあるについてお話ししたり、こういう時どうしてる?ということを共有しました☺️対処法など他の方のお話を聞いて、参考になることばかりでした!また、多汗症あるあるを聞いて、他の方も自分と同じようなことで悩んでいることを実感することができました💭参加者の方はみなさん初めましての状態なのにたくさんお話している姿を見て、運営一同このイベントを企画してよかったと感じました🙌


グッズ紹介ではglimmer、アシート、アピカレインガードメモ、珪藻土ハンカチ、sarasura、汗らないシート、ダーマドライ、汗切丸、SAHARAをご紹介させていただきました!ご協力いただきました各企業の皆様、誠にありがとうございました。試したいグッズがあった方もいらっしゃり、グッズが生活の助けとなればいいなと感じました😊


藤本先生のご講演では多汗症についての知識を深めることができました!お子様の多汗症治療のお話もしてくださり、参加者の方からとてもわかりやすかったと好評でした🌟


〜周りの人に多汗症をどう伝える!?〜
今回、周りの人に多汗症をどう伝えるかということについてお話しました。友達、パートナー、職場の方などに伝える場面でどのように伝えたかお話しました。パートナーに多汗症を隠していたら破局の危機が何度かあった方、お付き合いした時にすぐに汗が多いことをパートナーに伝えたという方、様々でした。また、美容室で美容師さんに多汗症であることを勇気を振り絞って伝えたという方もいました。

日常生活を送るにあたり、多汗症ということを伝えなければいけない場面があるかと思いますが、周りの方に多汗症ということを伝えたらどう思われるのか私は考えてしまいます。たくさんの参加者の方も伝え方に困ってることを知り、多汗症当事者でない方に多汗症について知識を持っていただくことの大切さを知ることができました。NPOの活動で、非多汗症の方にも認知を向上していかなければならないと改めて感じました。


〜汗が止まる時はいつ??〜
皆さんは汗が少なくなる時はありますか?1年中ずっと出ている人や冬場は少し少なくなる人など様々だと思います。今回、湿気についての話が出ました。湿気が高い方が汗が多くなる方が多数でした!瀬戸内海沿いにいると気候がカラッとしているため汗が少なかったという方もいました!私たちは日本の高温多湿の気候が汗を多くさせる原因ではないかという結論になりましたが、正しいかわかりません😂また、お酒を飲むと汗が少なくなる方もチラホラ、、、。たくさんの方の話を聞いて"わかる〜"と共感することができました!

〜最後に〜
今回、初のリアル交流会を開催させていただきましたが、皆様楽しめましたか?皆様がたくさんお話しいている姿を見て、運営一同とても嬉しく感じました😊参加してくださった皆様、ボランティアの皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!