手掌多汗症とは?

【手のひら】に本人が悩むほど過剰に汗をかき続けることを【手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)】と言います。手掌多汗症は、多汗症の中でも幼児期や小児期など、早い段階から悩む子どもが多くいらっしゃいます。また、手掌多汗症は足または脇の汗を同時にかく方が多いのも特徴です。(手足に同時にかく場合は掌蹠(しょうせき)多汗症といいます。)手に比べて足や脇の汗に悩むのはもう少し遅く、思春期あたりで悩むお子様が多い印象です。

周りが理解する、寄り添う

手の汗は、小児期に、周りの友達から心のない言葉を意図せず言われてしまうことがあります。また、親に相談しても「大人になったら治る」「子どものうちはしょうがない」などと、あしらわれてしまうと、とても傷つき、誰にも相談ができなくなります。親にとってどんなにささいなことに感じたとしても、子どもは子どもの世界で思い悩んでいます。まずは悩みを聞いてあげて、寄り添ってあげましょう。本人が希望する場合は皮膚科に連れて行くことも検討しましょう。

多汗症の大人にアンケートを取りました

【小学生のとき、親に"どのような対応"をしてほしかったと思いますか?】

●もっと親身になって治療方法などを探して欲しかった。つらさをわかってほしかった。
●多汗症について色々調べて欲しかった
●理解してほしかった。両親にだけは自分を肯定してほしかった。
●もっと真剣に、関心を持って欲しかった
●それぞれの困難なことについて、一緒に対応策を考えてほしかった。
●組体操の時に見学をしたのですが、その理由を一緒に先生に説明してほしかったです。

【小学生の時、お友達や周りの人(親を除く)に言われて悲しかった言葉はありますか。】

●うわ!なんでこんな濡れてるの? 手、洗ってきたら? え、なんか濡れてる…
●汗やばいねなど。
●臭い、汚い、気持ち悪い、障がい者、 (汗のせいで)一緒に居たくない・行動したくない、相手が泣きながら自分を拒絶する 等
●「汚い、近づくな」「病気だろ」と言われた。
●お前の使ったコントローラーびちょびちょなんだけと
●直接ではないが、僕が触ったものを触って「え、何か濡れてる。。」と呟かれるのが辛かった
●すごい手濡れてるな。 手洗ってきたん?
●うわ〜こいつの手ビショビショやー!気持ち悪。

合理的配慮について

学校の制度として「合理的配慮」というものがあります。学校生活で困り感がある子どもに対して、配慮してもらえる制度です。子どもと相談しながら、配慮してほしいところを先生に伝えてみましょう。

多汗症は治るの?

多汗症の治療は多岐にわたっていますが、症状を落ち着かせるものがほとんどで、人によっては副作用が出ることもあるようです。「汗を敵」として考えるのではなく、「個性のひとつとして」うまく付き合っていくことも重要です。

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